昔に比べて、とても便利な世の中になりましたね。

インターネットや携帯電話など、細かく上げればきりがないほど。

昔では考えられないほどのものが溢れる時代です。

便利になった反面、失いつつあるものも多くあります。

これまでのブログでも書いてきましたが、

近年、子どもの運動不足、運動能力の低下叫ばれています。

これもその一つではないでしょうか。

 

外で遊べる場所が減り、公園でもボール遊び禁止などで

思い切り遊べるスペースが減ってきています。

またテレビゲームやインターネットの普及も追い風となり

公園でもゲーム機で遊ぶ姿などが見られ

子どもの遊び方も変わってきています。

 

ゲームやインターネットが悪いということではなく、

からだを動かすことが楽しいと思える機会が

少なくなっていることを残念に思います。

 

子ども達の運動不足、運動能力、体力の低下を

改善、解消するためには、

昔に戻るということではなく、

今生きる時代の中でうまくバランスをとりながら

工夫をする必要があります。

 

話しは変わりますが、

今このブログを携帯でご覧になられていますでしょうか。

また、1日のうち携帯をどれくらいの時間、ご使用されていますでしょうか。

そして携帯のゲームはされていますでしょうか。

 

電車の中を見れば、大人も携帯、スマホを触っている方がほとんどです。

お仕事でご使用されている方もいるかとは思いますが、

その姿は知らず知らずに子ども達へ

携帯また携帯ゲームが楽しいと伝わっているはずです。

お家の中でも同じかもしれません。

 

『また携帯触ってるの？』

と言われたことはないでしょうか。

 

便利な世の中になる中で、

子どもの運動不足などだけでなく、

親である大人にも変化があるのです。

 

外での遊びでも変化があります。

子どもがかわいいのは当たり前。

でも過保護になりすぎてはいませんか。

公園での遊びも危ないからといって

ずっと付きっきりになってはいませんか。

子ども達の運動の機会を親である大人が

奪っていることもあります。

 

子どもの運動不足解消、運動能力の向上のためには

まず親である大人が変わることも大事なことの一つです。

 

①　子どもと公園へ行こう！

一番シンプルなことですが、一番おすすめです。

そして多くの方が公園へ遊びに行かれてることだと思います。

子どもは遊ぶことが大好きです。

お家にいたら、ゲームやテレビをずっと見ている子も

公園では公園での楽しみ方を見つけて遊びます。

親は一緒に遊ぶのも良し、座って見ているのも良し。

でも少しの間、携帯から離れて子どもと一緒にからだを動かしてみましょう。

子どものためだけではなく、ご自身のためにも。

 

お友達連れならさらに子どもは思い切り遊ぶでしょう。

実際の公園での子どもの様子を見ていると

子どもの運動能力の低下が心配とは思えないほどです。

そして、外遊びでは好奇心を育んだり、四季を感じたりと

運動の面以外でも子どもにとっては良い面が多くあります。

 

「外出するのをどうしようか」と悩むときがあると思います。

そんなときはなるべく外へ出ることを心がけましょう。

歩くということも子どもにとっては大切なことです。

 

②　お家の中でからだを動かしてみる

いつもは携帯を触っている時間、

その時間を少し利用して子どもと一緒に

からだを動かしてみましょう。

 

■　壁登り

壁と反対を向き、地面に手をつき足で壁を登っていきます。

スペースには十分に気をつけ、ゆっくりと行いましょう。

足は高くまで持ち上げなくても大丈夫！

まずは両足が地面から離れ、両足が壁にかかるように。

 

■　イエロージャケット（ジャングルフィットのポーズ）

両足を広げ、頭を持ち上げるように。

 

■　ニュート（ジャングルフィットのポーズ）

胸を少し張り、手を足を持ち上げます。

 

■　クレーン（ジャングルフィットのポーズ）

手を横に広げ、片足でバランスをとってみよう。

 

■　パンケーキ（ストレッチ）

つま先を立てたまま足を広げ、前に！

無理をしないように、少し痛いくらいでキープ。

 

上記は一つの例ですが、スペースがなくても、

からだ一つで出来ることもたくさんあります。

少しの時間、子どもと一緒にからだを動かし

バランス、筋力、柔軟性を養ってみましょう。

親子でどちらが長く保てるか勝負するのも楽しいですね。

 

③　子どもにあった運動系の習い事を探す

同じ習い事を親子でできれば、それは大変良いことだと思います。

親子での会話もたくさん増えることでしょう。

親子での習い事は数多くはありませんが

武道の習い事では親子で可能なところもあります。

まず地域の習い事をチェックしてみましょう。

 

また共働きも多くなっているご時世、

子どもと一緒に時間がとれないこともあります。

運動不足解消に子どもの習い事もチェックしてみましょう。

できれば、偏った運動だけではなく、からだ全身を使って

さまざまな動きを経験できるものが望ましいです。

水泳などでは、全身運動を行い、左右対称の動きが多いので

全身の筋肉がバランスよく鍛えられます。

ただ生活の多くは陸上にいる時間が多いので、

水泳だけではなく他にもからだを動かす時間が

とれることが望ましいですね。

 

からだの基礎をつくる”ジャングルフィット”

ジャングルフィットは

・なんか楽しそう

・自分にも出来そう

その入り口を大事に動物の動き、ポーズを取り入れた運動プログラムです。

からだ一つで出来る動き、ポーズを用いて

からだ全身を動かし、さまざまな動きの経験をしていき

からだの基礎を作っていきます。

 

自分の子どもが何をやりたいのか、やってみたいのか

まずはそこからスタートです。

楽しいと感じるものが大切です。

 

ダンスでも、サッカーでも、バレエでも、野球でも何でも。

まずはからだを動かすことが楽しいと思えることから。

自分の子どもにあった運動を探してみましょう。

 

初めにも書いたように、今日は便利な世の中になり

運動する機会が全体的に減少傾向にあります。

昔のように、子ども達の自発的な外遊びなどで十分な運動量

を確保する時代とは異なってきています。

今日の社会では保護者である親、大人が積極的に

からだを動かす機会を見つける、そして作る必要があるのです。

 

 

変化があるのは、子どもも大人も同じ。

日々携帯など、パソコンなど使っている時間の少しを

子どもと一緒にからだを動かす時間に

使ってみてはいかがでしょうか。

 

ジャングルフィットはオンラインプログラムも提供しています。

ご興味ある方はぜひ下記をご確認してみてください。

ジャングルフィットオンライン