運動器の弱い子供たちが増えている。

こける

今回は 「運動器」 についてのお話です。

あなたは運動器という言葉を聞いたことはありますか?

 

運動器とは、身体運動を行うために関わる 骨・筋肉・関節・神経の総称であり、

それらはそれぞれが連携して動いているので、どれがかけても身体を上手く動かすことが

できません。

 

そして、人間が自分の意志で活用できる唯一の組織でもあります。

なので人間は運動器による身体活動を介して毎日の生活活動を行っています。

それは、立つ・歩くなどの行動は全てその運動器を活用して動いているのです。

 

運動器を活用することで、人間は色々な能力を発揮し、そして開発し、

色々な技術を向上させ、便利な世の中を発展させてきました。

 

便利な世の中を発展させる反面、運動器を活用することが少なくなってきました。

その自覚症状の例として、

肩こりや腰痛、手足の関節痛などがあります。

さらに、運動器の障害や機能不全で介護が必要となる

骨折や関節症、そして認知症なども取り上げられます。

怪我

 

なので若い時から運動器の大切さを知ることが重要です。

 

現代の子ども達にもカラダの異変がおこっています。

これは運動器と関係するもので、

跳び箱の時に、バランスを崩して手をついた際に、手首が十分に

反り返らず手首を骨折してしまった。

両足上げ

 

そのようなことが起こらないためにも、まずは自分のカラダ、そして

子どもさんのカラダも確認してください。

 

1:しゃがんだときにかかとが浮かないか・または後ろに倒れてしまわないか?

2:両手を前に伸ばし、グー・パーを行い、パーの時にしっかりと指が開き

 手首が十分にそっているか?

着地

 

これらは、日々の運動量とは関係があまりありません。

カラダの基礎の問題になってきます。

 

多くは 「カラダが硬い」 という問題があります。

カラダが硬いため、十分に運動器が働かないことになり、

そして、運動器は連動(つながっている)しているので、一部の

関節だけでなく、全ての関節をバランスよく鍛える必要があります。

 

「硬い」 「柔らかい」 関節ではなく 「強い」 関節が必要です。

 

足首が硬いため、色々な動作に対応できなくなると、足首が悪くなると同時に

連動しているひざも悪くなり、逆足に負担がかかり、変形性関節症になってしまう

可能性もあります。

捻挫

 

こどもは通常、大人より軟骨部分が多く筋肉は柔らかいですが、

近年では子ども達も大人と同様に硬く、運動器の機能不全が

多くみられます。

 

現実の問題として、子供時代から運動器の機能がしっかりと働かないと

大人になったときに色々な障害が出てくる可能性もあります。

 

現代の子ども達は日常生活において、「動き」が減ってきています。

このことが1つの問題でもあります。

 

運動器を正常な機能に戻すためにも、

「くま歩き」

「カエル」

「サル」

の動きが重要になってきます。

Bear

 

一日5分でも良いので行って下さいね(^^)

 

 

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