なぜジャングルフィットが必要なのでしょう。

ベア 手伸ばし

ここ最近、 子どもたちや大人の方の運動指導をしながら

[ジャングルフィットがなぜ必要なのか]

ということを伝えています。

もちろん、 皆さんひとりひとりに違いはあるのですが

多くの人に

肩甲骨や股関節が十分に動ききれていないということ、

足首のかたさがみられること

が共通しているように感じます。

ひねる

そのことがからだにとってどのような影響を与えるでしょうか?

肩甲骨周りが動かないことは前かがみの猫背の状態をつくります。

そうなると腕は上がりませんし、胸を開くこともできませんから

呼吸は浅くなります。

また、肩甲骨が動かないと股関節との連動も悪くなりますから

当然、体幹の筋力低下も起こります。

このことが腰痛や肩こりなどだけでなく、

呼吸機能や内臓、感情面にも影響を与えるのです。

落ち着かない、集中できないといったところです。

このあたりが鍛えられていないと

いつも口もとが緩んでいたり、あごが上がった状態で

立っていたりしています。

そうなると口呼吸になっていることが多いですね。

口呼吸になると、病気にもかかりやすくなります。

ですから、

ジャングルフィットで行う運動が必要になってくるのです。

器具も機械も使わず、

自分の手で十分に地面を押し出し、からだを支えて動くことで

肩甲骨や股関節の動きがなめらかになり、

口周りも締まってきます。

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速い動きではなく、じっくりとていねいに、きれいに動くと

いうことが大事で、そのことが関節や筋肉にしっかりとはたらきかけるので、

確実に結果をもたらします

各関節の連動した動きがあり、しかもバランスよく動いている、

これがとても大事なのですね。

いわゆる動的安定がもたらされるのです

動き

そうして取り組んでいくと、心の部分でも大きな違いがみられ始めます。

一生つきあうからだですから小さな子どもたちには、

できるだけ早いうちから始めて欲しいなと思うのです。

根幹を育てるとても大切な要素が含まれています。

お年を召した方々であっても、 しなやかで健やかなからだと

心を持っておくことは、よりよく生きるために必要です。

年齢や目的によって取り組み方が違いますが、

基本となる動きに変わりはありません。

ジャングルフィットで行う運動が、心とからだに

はたらきかける大きさを身を以て感じていただけたらと思います。

 

中学校保健体育教論  特別支援学校教論

ジャングルフィット講師 南江 千代

南江先生本

 

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