ジャングルフィットの開発者。ライアン・ハーストは
各方面の武道にも精通しており、ジャングルフィットは
その要素も多く含んでいます。
日常生活からスポーツ、武道においてもカラダの軸は
とても大事です。
軸がぶれると、自分のカラダのコントロールが難しくなります。
特に護身術。
自分のカラダを守る技は数多く、
子ども達はカラダを使うことを覚えず、
軸がしっかりせずに
手足の動きだけを使ったものになってしまいます。
悪い癖がつくと、それをカラダが憶え、
なかなか修正することが難しくなります。
そして、武道では空間認識能力も特に重要になってきます。
相手との間合い、自分と相手との違い(体格・力・動きなど)
周りの状況など。
しっかりしたからだの軸をつくること、
空間認識能力を養うためには
まずは自分のからだのことを知ることも大事です。
自分のからだを知ることにより、
怪我をしにくいからだや、
自分自身のからだをよりコントロール
できるようになります。
ジャングルフィットでは
「自分の身を守る動作」
「何かあったときに対応できるからだ」
をつくるための「プログラム、動作」も多くあります。
その1つが「動物の動作」を経験して「頭」を守る事。
人間にとって頭はとても大事なパーツです。
特に子ども達の頭はまだ柔らかく、重たいです。
そして、カラダの力がまだないために、
転んだときに頭から落ちることが多く、
顔や頭を怪我してしまいます。
日常生活の中での事故で一番多いのが、
転ぶこと。
「躓いて転ぶ」
「何かにぶつけられて転ぶ」
「スポーツ中に転ぶ」
など色々な場面がありますが、
殆どが前に転ぶ、または後ろに転んでしまいます。
転ばないために関節を強くするトレーニングも
行っていますが、
転んだ時のために、まずはくま歩きの練習で
地面にしっかりと手を着くことを身につけます。
くま歩きではしっかりと腕で自分のカラダを
支えるトレーニングも含んでいるので、
自然に力が養え、自然に手がでるようになってきます。
また、くま歩きをみんなですることで
だれがどこにいるか、などを感じながら
より空間認識能力も高めることができます。
次にその状態から頭を地面につけずに、
ななめ前方に転がる練習。
「前転くま受け身」
の練習をいたします。
くま歩きからの流れの動きになるので
自然とできるようになってきます。
そして、YellowJacket(イエロージャケット)や
ローリングの動きでは腹筋や首の力をつくり、
頭を持ち上げる癖をつけていきます。
からだのコアを鍛えることで、
からだの軸もよりしっかりとしたものとなります。
動物の動きを使ってさまざまな動きを経験することで
自分のからだを知り、自分のからだを守る
からだづくりが自然と楽しくできればと思います。
今回は頭を守る部分をテーマにしましたが、
ジャングルフィットではその他にもカラダを守る
ための動作が多くあります。
また、次回にご紹介させて頂きますね!
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