関節は身体の土台となる部分で
とても重要なのは以前のブログでも
説明させていただきました。
しかし、いざ回すとなると、
回し方を間違っている人が非常に多いのが事実です。
関節は頭から足先まで回すのが理想です。
首・肩・肘・手首・指・胸・腰・股関節・膝・足首
が挙げられます。
これだけのパーツを回すわけですが、
始めから正しく回すことは難しいので、
まずは前後・左右に動かすことから始めます。
例えば、首を前後・左右に動かすときに、
大抵の人が顔を前後・左右に突き出しているだけです。
首関節を正しく動かす場合、
両手を重ねて首と胸の繋がるところに置き、
その部分を動かすように、前後・左右に動かすことができて、
初めて首を回すことになります。
回すというと、円を描くようにグルーッと回していませんか?
それはただ、遠心力にまかせて勢いで回しているだけで、
筋を違える原因になりますね。
正しい回し方とは、上下・前後・左右に、
解剖学的に動かすことです。
腰の場合も、腰の固まりをほぐそうと、
水平にぐるりと回して余計に悪化させる人がいますが、
正しい回し方とは、股関節と脚をまっすぐにしたまま、
コアに力を入れた状態で、前・右横・後ろ・左横へと動かします。
右に回している際には、左腰をグッと中に入れ込むようにするなど、
正しい動かし方にはきちんとした法則があるのです。
中途半端な動かし方は中途半端な結果しか伴いません。
正しい動かし方で効果を発揮いたします。
そして、人間の一番弱い関節のパーツは、
実は肩になります。
アスリート、スポーツ選手なども、多くの人が
肩に故障を抱えていますが、
その理由は何でしょうか!?
これは、肩関節が一番動かせる方向が多いためです。
いろいろな方向に動かせる肩関節部分が弱いのなら、
スポーツ選手に肩を故障した人が多いのも分かりますね。
例えば、手首は上下・左右のみ、肘は上下しか動きません。
だからこそ強いのですが、
肩は前後・左右・上下以外にもあらゆる角度に動かせます。
動きが多ければ多いほど、怪我に繋がる可能性が高いのです。
そのため、前後・左右、回すなどバランス良く、そして正しく
動かし鍛える必要があります。
そして、身体はパーツだけで成り立っているわけではないので、
本当に強くしたいのであれば、全身の関節を動かさなければなりません。
そこで、関節の1つずつをきちんと動かすことが大事になってきます。
あなたの関節は大丈夫ですか?
関節は柔らかくするのではなく、強くしていきましょう!
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