人間本来の力を取り戻せ!

ガッツ

現代社会ではスマホやパソコンにその他

色々な便利な商品やプログラムが山ほどあります。

日常生活が便利になる反面、人間のからだに対しての

体力の低下や、脳の衰えなどが問題視されています。

便利な世の中になればなるほど、自分のからだのことを

考えなければいけません。

小学校や塾でもタブレットを使用し勉強をするところも

出てきています。

そして、オンラインでの英会話など。

子供の遊びも持ち運びができるゲーム機器で

家でも外でも夢中で遊んでいます。

パソコン

ダイエットに関してもそうですね。

便利な機器が増え、着けるだけで痩せる。

乗るだけで腹筋がつくれる。など。

便利な物の例として、靴があります。

靴は毎日履きますよね。

そして、ジョギングする際は、ジョギング用の靴を

もっている人もいると思います。

実はその靴のせいで、アメリカではジョギングを

する人が減ったことがあります。

歩く

1936年にドイツで行われたオリンピックで、

アメリカ人のジェシー・オーエンスが金メダルを

取りましたが、その時に履いていた靴はペラペラの

スリッパの底のようなものでした。

その後、ジョギングブームで靴のニーズが高まり、

各メーカーは足への衝撃を和らげようと、

底の分厚いものを作りました。

ところが、それが原因で身体を故障する人が増えたのです。

実は底の分厚い靴を履くと、かかとから着地するため、

膝と腰への負担が大きくなるのです。

逆に裸足で走るとつま先から着地するので、

身体への負担も小さいことが分かりました。

ジェシー・オーエンスは底の薄い靴だったからこそ、

身体のコンディションをよい状態に保ち、

金メダルを獲れたんですね。

シューズ3

そのため、最近の各スポーツブランドの靴は

底の薄いものや、素足のような感覚のものが増えています。

このことから、便利なものは逆に人間の身体には悪い結果を

生み出してしまう場合があります。

靴だけではなく、新しい何かを作り出して身体をサポートして

きましたが、本来、人間の身体には、そんなものは必要ないのです。

きちんと訓練されたランナーには底が薄い靴が最適なように、

人間は裸のままの身体そのものが機能的に完璧なのです。

しかし、余分なものが一切必要ないはずの人間の身体が、

現在においてどんどん弱まり、機能不全に陥ってしまっているのは、

現代の社会生活を営むために余分なものが増えすぎて、人間の

身体に過剰な負荷をかけすぎているのです。

今、世界のトレンドは、シンプルなスタイルに戻ろうとしています。

よい汗をかき、歩く・走る・這うなどの人間の身体に必要な動きを

強くすること。

原始人

なぜなら、それがもっとも自然なことだからです。

自然の中で自然な動きをし、自然な人間になることで

自然に美しい身体ができあがり、人間の身体を正常な機能へと

導いていく!

これが運動の正しい手段と目的ではないでしょうか。

現代人はとくに、〇〇ダイエット、〇〇エクササイズ、

など、新しいものばかりを常に探していますが、

本当に必要なものは1000年前からあるのです。

そのため、欧米では

「自然のままが一番」

という動きが出ています。

ただ、ジャングルフィットでは、昔のスタイルが最上とは

考えていません。

昔の人間の動きを理想とするだけでなく、そこに現在の

科学や知識をプラスしたうえで、さらに次のステージへと

進んだ動きを備える身体作りを目指しています。

IMG_4330

本当に必要な日常の動きを強くするためには、

自然な人間の動きを身につけてこそ、

美しい身体が実現し、人間本来の力が発揮できるのだと

考えます。

特に現代の子ども達には是非ともこのプログラムをして頂きたいです。

スポーツではなく、身体を「使う」「動かす」と言う行為が少なくなっている中で、

将来、活躍できる大人にそだっていくためにも身体の基礎をしっかりと

つくってほしいですね。

 

 

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