以前にもジャンプについて書きましたが、
子どもは自然と遊びのなかで、走ったり、ジャンプしたりしています。
ジャンプすることは、走ることと同じように
多くのスポーツで必要とされます。
うまくジャンプをできれば、様々なスポーツをする上で、
そのスポーツをより上手にできるのではないでしょうか。
ジャンプといっても、様々なジャンプがあります。
・ 高いところから低いところへジャンプ
・ 遠くへジャンプ
・ 高くジャンプ
またその中でも
・ 助走を使わないジャンプ
・ 助走を使ってのジャンプ
上記以外にもまだまだジャンプに関する動きはあります。
ジャンプをする上で、大事なことは
・しゃがむこと
・腕をつかうこと
・着地
と考えています。
その中でもまず、着地はとても大事になります。
怪我をしないこと、それが一番重要です。
写真はすこし大げさにしゃがんでいますが、
しっかりと足のうらで着地し、
しゃがむように腰をおろす。
また最初は、つまさきの方で
着地する練習もしましょう。
自分のねらったところへ着地する際、
正確に踏ん張りやすく着地できます。
以前にジャンプの練習方法で
Unicorn(ユニコーン)
Quail(クエイル)
Rhino(ライノー)
を使った腕の振り、からだの使い方
などの練習を書いているので
一度参考にしてみてください♪
高くジャンプするときも同様です。
しゃがむと同時に腕を下へ振りおとし
ジャンプと同時に思いきり腕を振りあげます。
高くジャンプするときも同様です
しっかりと腕をふれていなかったり、タイミングが
ずれるとジャンプも難しくなります。
また高くジャンプする際、
膝の力を使おうと、深くしゃがみこんでは
膝をのばすための力を使いすぎてしまいます。
膝は軽く曲げる程度で大丈夫です。
ジャンプは下半身の筋肉を主に使っていますが、
下半身だけの筋肉では上手く、高くとべません。
ジャンプは全身の筋肉を必要としています。
腹筋も背筋も使っている動きです。
下から力をためて一気にジャンプをしても
うまく上半身へその力を伝えられず、
上半身がふらふらしてしまっては
せっかくの力が無駄になります。
ジャンプのコツは腕のふりにあわせて
ジャンプをすることと、
下から上へとその力を上手く伝えていくことです。
もちろん下半身の筋肉も必要です。
● からだのコア(腹筋、背筋)を鍛えるためには
「アリゲーター」 ・・・ 腹筋(側筋)のため
「ニュート」 ・・・ 背筋のため
「イエロージャケット」 ・・・ 腹筋のため
の動物の動きをしてみましょう。
下記の順番で一つのポーズを各10秒
行い、順番に続けてやってみましょう。
初めは数秒で大丈夫です。
できるようになれば、もっと保てるように
してみましょう。
- アリゲーター
- ニュート
- アリゲーター(反対側)
- イエロージャケット
これらはただジャンプのためだけではありません。
ジャンプにも応用できる子どもための
コアをつくっていきます。
● ジャンプ力をあげるためにアキレス腱を強化する
「カンガルー」
カンガルーはアキレス腱の強化と共に
アキレス腱を伸縮させて、
バネのような動きを経験できます。
また、ジャンプするための腕の振りなど
アキレス腱を上手く使えることができ、
ジャンプのコツを覚えると、
からだの使い方が上手になり、
走る速さの向上にもつながるでしょう。
ジャンプも含めて
いろいろな動きを経験することでからだの基礎をつくり、
いろいろなスポーツにもつながっていきます。
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