あなた、そしてあなたのお子さんの筋肉は、
赤組? それとも 白組 でしょうか?
筋肉には2種類あるのです。
その2種類とは、
速筋(白筋)
遅筋(赤筋)
です。
この2種類の割合によって、得意、不得意なども変わってくるのです。
さて、この2つの違いについてみていきましょう!
速筋=太い筋肉 (瞬発的に大きな力を出せる筋肉)
鍛えることで太くなっていく。 糖質をエネルギー源とし、いざと言うときに頼りにできる筋肉。
弱点;持久力に欠ける。 普段あまり使わない。
遅筋=細い筋肉 (持久力があり、長時間の動きができる筋肉)
鍛えても太くならない。 脂肪をエネルギー原とする。 持久力が必要なときに頼りになる筋肉。
弱点:瞬発力がなく、速い動きが苦手。
どちらが悪いと言うわけではなく、どちらも必要な筋肉でお互い助け合っています。
遅筋を鍛えると脂肪を燃やしてくれるので体脂肪率の低下につながり、肥満を防いでくれます。
日常生活においてよく使われているのが遅筋です。 そしてスポーツなど大きな力が必要とする
場面では速筋が使われています。
3分しかもたないウルトラマンは速筋をよく使ってますね(笑)
遅筋肉は太らない性質があり、その上、脂肪を燃やしてくれるので
有酸素運動など、ウォーキングやジョギングなどで痩せることができ、
逆に、速筋は鍛えると大きくなってくるのでウェートトレーニングなどで
強い筋肉が作れます。
なので、マラソン選手は痩せて、短距離選手は筋肉質な身体に仕上がっていますね。
そして、子ども達の成長過程の中では、小学生までの間は 「遅筋」 が発達し
中学生になると 「速筋」 が発達していきます。
なので、小さい時に瞬発力や瞬時の力は発揮しにくい場合があります。
反対に、遅筋が主として発達しているので、持久力があり、
疲れをしらずに遊んでいられるのですね。
また、「速筋」 「遅筋」 の割合は人によって違ってきます。
子供でも、何もしていないのに走りが速い子や、スポーツが出来る子
などは速筋の割合が高いです。 逆にマラソンなどは苦手かも知れません。
短距離などが遅い子は、マラソンや持久力を要する運動が得意かも知れません。
遅筋は日常生活の中で、歩く・ジョギングするなどの動作において少なくとも鍛えることはできますが、
速筋は自ら鍛える必要があります。
この二つの筋肉のバランスが重要です。
遅筋ばかりが鍛えられると、何かあったときにとっさに動けない、重い物などが持てない。早く走れない。
速筋ばかりが強くなると、すぐに疲れてしまうなど。
全てはバランスです。
運動が苦手な子どもさん、運動が得意な子どもさん、
もしかしたら、この違いもあるかも知れませんね!
自分の子どもの体質、性質をみて適した運動をさせてあげると良いかもしれません。
最後に読み方です!
速筋(ソッキン)
遅筋(チキン)
と読みます。
チキンの発音には気をつけて下さいね!ニワトリになってしまいます(笑)
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