子どもたちの変化(NちゃんとRくんのこと)

元気

Nちゃんが教室に来始めてもうすぐ4回目を迎えます。

月に2回の個別の取り組みです。

 

彼女がここに来た時、彼女の様子を見て、

難しいかもしれないと思いました。

それはお母さんにも伝えました。

今、どういうところが難しいのか、

まず、それを受け止めてほしいと伝えました。

そうしてどんなことをしていくことが必要なのか

どこまで変わるかわからないけれど、

やってみなければわからないし、

やらないよりやっていく方がいいことも伝えました。

その上で、きちんと2か月やってみてくださること

で変化はあると伝えました。

毎回からだの様子を確認し、ホームワークを

していただいています。

南江さん生徒

 

Nちゃんとお母さんは、それをきちんと

やってきてくれるのです。

だから、できていなかったところが、

弱かったところが、

補強され始めてくるのです。

上肢の弱さ、体幹部の弱さ、関節の硬さ

たくさんありました。

Nちゃんの伸びは

お母さんもNちゃんも

まず、現在の状況を受け止め、

受け入れてくださり

何をしていくのがいいのかを

レッスンをしながら確認をしていきます。

そうやって受け止めてくださるからこそ、

結果が出ているのです。

自分の弱さを知りながら、

取り組みを進めていくことは

自信をなくすことになるのではなく、

そこをより強くしていくことにつながるのです。

親御さんにとっては

受け止めたり受け入れたりする覚悟は必要かもしれません。

お子さまとお母さんがいかに取り組むか、

というところに変化が生まれるのです。

何々がこうだからできないとか、

誰々がこういうことを言われるからできない

とかではないのです。

 

いかに素直に向かうか

 

それが子どもを伸ばすことに

つながるのではないでしょうか。

滋賀県のRくんにしてもそうです。

やはり、同じことをお伝えしています。

彼らが変わっているのは、そういう姿勢で

取り組んでくださっている背景があります。

 

自らが変わりたいと思うとき

それはまず、自らの弱さと向き合うことが

とても必要なのです。

そこを超えないことには、

進んでいくことができない。

無理にやらせるというのとは違います。

それを理解してくだされば

お子さまは変化を遂げてゆきます。

 

中学校保健体育教論 特別支援学校教論

ジャングルフィット講師 南江 千代

南江先生本

 

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