意図的な運動を行うことによってもたらされる効果!ジャングルフィット

くま

ジャングルフィットの基本動作である

くま・さる・かえるの動き。

意図的な運動を行うことによってもたらされる効果は

どのようなものがあるのか?

南江先生

 

歩き方が気になる子ども

一方の足でカラダ全体を支える時間が多くなるほどよく、

股関節、膝関節、足関節がしっかり屈伸できるほど良い。

(フロッガー・モンキー・クレインのポーズ)

 

丹田に力を入れることができるようになると、

腹筋を使って座ることができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

腹筋と背筋のバランスが取れるようになると、

じっと座っていることが苦痛でなくなる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

バランスが取れて座れるようになると、

顎を引くことができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

顎を引くことができるようになると口が閉まり、

口呼吸から鼻呼吸ができるようになる。

鼻呼吸ができるようになると、病気から

身を守ることができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

顎が引くことができると、手元を見ることが可能になる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

Bear

 

手のひらをまっすぐ前にして、指を開いて地面につき、

自分のカラダを支えることができるようになると

手指に力を入れることができ、その後、

手指の操作がしやすくなる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

手指の操作が容易になると、イライラすることは少なくなる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

徐々に段階を追いながら継続して取り組むことで、

粘り強く取り組むことができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

発声・咀嚼・手指の操作など手と口の問題は上肢や

肩の支持機能が良くなることで改善することが多い。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

口の機能は手の機能と関連していることが多く、

手がしっかりと上半身を支えることができるようになると、

唇や舌の動きを自分でコントロールすることができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

上肢支持機能を誘導してカラダをまっすぐに保つことを

意識するようになるとよだれが止まったり、食べ方が上手になったりする。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

Monkey 1

左右・前後を交互に行うことでバランスの取れたカラダや

バランスの取れた動きが可能になる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

練習を積み重ねることで姿勢が良くなっていくと、

手先の機能が良くなり、呼吸の仕方も良くなり、

噛む力が出てくる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

赤ちゃんの時期の向き癖が、後の姿勢や歩き方に影響を与えるので、

カラダの訓練を通して姿勢を整えていくことが大切である。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

姿勢の問題がある子どもの多くはトンビすわりをすることがあり、

腰の発達が悪く、X脚が目立つことがある。

→四つ這いの時に骨盤が落ち込んで膝が開きすぎになる。

→手掌支持の体操で手をしっかりと開き、背中をまっすぐにして

骨盤前傾姿勢をとるようにすると上肢の方へ支持がかかるので

骨盤の落ち込みが減る。

→下肢を前に投げ出して座ることができるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

肩やひじがしっかりとしないことが手の働きを鈍くさせていることが多い。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

肘支持、手掌支持をしっかりと練習するようになると、手・口・目の

協応が良くなり、意欲的な行動がとれるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

 

大腿の開きを十分にしておくと骨盤の前傾が消えて胸椎後弯が少なくなり、

胸筋や腹筋の働きが出てくるようになる。

(ベアー・モンキー・フロッガー)

Frogger 2

 

子ども達のレベルにより、効果は変わってきますが、

色々な効果が期待できます。

あなたのお子さんの気になることは何ですか?

 

中学校保健体育教論 特別支援学校教論

ジャングルフィットインストラクター 南江 千代

 

 

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