ジャングルジムで大切にしていること。
それは「きほん」。
Vol.1では、「1日3食プラスおやつ」についてのお話でした。
今回は、朝ごはんについて。
1日に必要なエネルギーや栄養素を取るためには、
3食欠かさず食事を取ることが大切ですが、
子供から大人まで、1番欠食してしまいやすいのが「あさごはん」
欠食の理由として多いのが、
「食欲がない」
「食べる時間がない」
というもの。
しかし、前回の記事にも書いたように、
朝ごはんは、体温を上げ、
「さあ1日スタートするぞ!」
と動き出すスイッチをONにしてくれる、大切な役割を持っています。
地球の自転は24時間ですが、私たち人間の体内時計はぴったりと24時間ではありません。
これを、
「サーカディアンリズム」
と言いますが、地球と私たちの体のサーカディアンリズムの
ズレをリセットするために、朝はとても大切な時間なのです。
起きてまず朝日を浴び、決まった時間に朝ごはんを食べる。
これが、サーカディアンリズムをリセットさせ、
元気に1日をスタートさせるために必要なことです。
でも、「食欲がない」「食べる時間がない」では、スイッチをONすることができません。
なんで食欲がないのでしょう・・・?
昨日、何時に寝ましたか??
夜ごはんは何時に食べましたか??
夜ごはんの後、何か食べましたか??
何時に起きましたか??
起きてから、まず何をしましたか??
・・・
上記の質問の他にも、考えられることはありますが、
まずはこの5つの見直しをしてみましょう。
お子さんの年齢にもよるかとは思いますが、
・十分な睡眠時間を確保すること (大人でも7~9時間の睡眠が推薦されています)
・決まった時間に就寝、起床すること。
・寝る2時間以上前には夜ごはんを食べ終わること。
・夜ごはんの後、どうしてもお腹が空く場合は、消化の良いものを選びましょう。
・朝ごはんを食べる余裕をもって起きること。
・起きたらまず、カーテンを開け朝日を浴びること。
そして、朝の時間に余裕があれば、朝ごはんを作るお手伝いをする習慣を
作るのもオススメです!
一緒にキッチンに立つことで、食材を刻む音が聞こえ、お味噌汁やスープの
出汁の香りを感じることができます。
また、少しでも自分が手伝った朝ごはんはきっと美味しく感じられるはずです。
慌ただしい朝かとは思いますが、少し余裕のある日に取り組んでみるのは
いかがでしょうか?
チームライアン 管理栄養士
大島 優生
Be the first to comment on "ごはんのちから Vol.2 [朝ごはんを食べよう]"