近年、子ども達の姿勢の悪さが指摘されています。
これは、子ども達が外遊び(からだを使った遊び)を
しなくなった事も理由の一つとして考えられます。
人がからだを動かすとき、部分部分ではなく
からだのあらゆる部分がコミュニケーションをとって動いています。
各関節から筋肉までその動きのために
連動して動きを作っていきます。
からだを使った遊びをすることで、子ども達は自然に
からだでバランス感覚を養い、関節、筋力、柔軟性を強化し、
そしてからだ全体がお互いにコミュニケーションを
取っているのですね。
からだを動かすことにより、からだの全体が鍛えられ
自然と姿勢も良くなっていくのです。
また、お互いがコミュニケーションを取っているのは
からだの部分部分だけでなく、からだと心、そして
頭ともコミュニケーションを取っているのです。
その為、姿勢を正すことで、心構えも変わり、
脳に働きかけ、集中力を増すことになります。
あなたの子どもさんはどうですか?
椅子に座った時だらっとして座っている。
立つとき、どちらかの足に体重をかけている。ふらふらする。
じっと座っていることができない。
姿勢の悪い子どもは比較的じっとしていられないことが多いです。
姿勢を良くし、集中力をつけるにはからだの
バランスが重要になってきます。
体幹が弱く、足腰にも力が入らないと筋力が衰えて
姿勢を維持することができず集中力にも影響してきます。
勉強するときは長い時間、同じ姿勢(座って机に向かう)
を保たなければいけません。
からだを支える基礎が出来てなく筋力が弱いと、
脳よりも先にからだがその姿勢を保つのが苦痛になり
集中力をなくしていきます。
その為、勉強にしてもスポーツにしても
基礎となるからだをしっかりと作り、姿勢を正す必要があります。
姿勢といっても座った時の姿勢だけではありません。
立った時はもちろん、歩くときなど動作の姿勢も良くして
初めて本当の効果を得ることができると考えます。
人間はいつも止まっているわけではありません。
「動く」ことが「生きる」ことと言ってもいいように
毎日行動して過ごしています。
ジャングルフィットではからだのバランスも考えてプログラムしています。
左右のバランス、上下のバランス、手と足、そして胴体のバランス。
動きに関しても、引く力に押す力、曲げる力に伸ばす力。
また日常生活に勉強、仕事、そしてからだもバランスが大事です。
からだの姿勢だけでなく、勉強に対する姿勢、仕事に対する姿勢、
友人、家族、自分に対する姿勢も美しくありたいですね!
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