からだを自分の意思で動かす行為は神経系をはじめとする子どものからだの発達にとても大事なことです。
しかし、リズムをとれない。からだをうまくコントロールできない子どもたちが増えており能力の低下が指摘されています。
例えば、
①線の上をまっすぐに歩けない。
②飛んできたボールに反応できない。
③スキップができない。 など。
その原因として運動する量が減少したことによるものと考えられます。
また、運動量の減少により体力低下がもたらす影響として
①やるきの低下・・・精神面への影響
②肥満などの生活習慣病・・・健康面への影響
③脳活動との関連・・・学力低下への影響 などが考えられます。
昔は学校から帰ってきたら友達と外で元気に遊ぶことが普通でしたが、
今では科学技術の進展、経済の発展で生活が便利になり子どもの遊びも
生活も変わってきました。
学校から帰れば塾や習い事に行き、友達と遊ぶ時間が少ない子どもが増えています。
また、友達との遊び方も変わってきてしまいました。
具体的には、車などの交通手段やエスカレーターなどが増え歩くことが少なくなり、便利な電化製品の普及により
お手伝いやからだを動かす機会が減り、遊びもゲーム機器へと変わっています。
習い事も将来を考え塾や英会話など学力を上げるものがほとんどです。
子どもの体力低下や自分のからだをコントロールできないことは、からだを動かすことが
少なくなってしまったことによるものと考えられますが、人々の意識の変化にも原因があると
考えられます。
人を知識の量で評価する傾向にあり、からだや精神を養い、思いやりの心を育てる人間力
よりも子どもの学力を重視するようになってしまいました。
現代社会ではこれはしかたがないことかもしれませんが、すべてはバランスが大事です。
バランス良く育てることで本当に活躍できる人間になれます。
バランスを考えてスポーツをしている子ども達もいますが、自分のからだをコントロール
できるようになるためには多様に動かす必要があります。
特定のスポーツ、たとえばサッカーなどを習っている子どもは、サッカーの動きはできますが、泳ぐと
いった他のスポーツの動きを身に着けるのは難しいです。 これはあたり前のように思えますが、
日常生活の上でなにが起こるかわからない。そのわからない事に対応できるからだを作るためには
からだを自分でコントロールできるスキルを身に着ける必要があります。
これはからだの基本的な動き、人間に必要とされる動きになってきます。
ジャングルフィットのプログラムではからだ全身を多様に動かしていきます。
それはすべての関節を多種多様に動かし、からだの柱となる関節を
強化しながら自由に動けるからだを作っていきます。それも効果的に!
今の時代、子ども達も毎日忙しい日々を過ごしています。
短時間で効果が発揮できる楽しいトレーニングが理想ですよね!
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