ちゃんと座れない、まっすぐに立てない子ども達の原因と対処法

こども

以前、東京都内の小学校の調査でも取り上げられましたが、

足の指先が地に着かない「浮き指」がある子どもが8割を超え、

からだの重心を後部にかける子どもたちが急増していることが分かりました。

このような子供たちは

①まっすぐに立てない

②背中を丸めて椅子にすわってしまう。

③バランスをとることが難しい

などが上げられます。

このような子どもたちに「背筋を伸ばしなさい」「ちゃんと座りなさい」と

注意しても難しいですね。

わざとしているのではなくちゃんとした原因があるのですから。

なぜ「浮き指」になってしまったのでしょうか?

その原因として考えられるのが、赤ちゃんのとき、つかまり立ちや、つたい歩きをしなく

幼児期に足の指を使う運動が少なくなってしまったことが考えられます。

また、この「浮き指」は脳にも大きく影響をあたえると考えられます。授業中、猫背の状態で

椅子に座ると集中力が欠け、長く座ることが負担になってきます。そして立ったときも

バランス感覚が悪く、注意散漫になってしまいます。

こども

これは子どもだけの問題ではなく、大人でも腰痛や外反母趾の原因の一つになっています。

からだの中の土台となる下半身部分が弱く足をうまく使えずバランスをとるために猫背になったり

じっとしていられない状態になってしまっているのです。

現代社会では、子ども達の遊び場所が少なくなり、色々なゲーム機器ができ、

公園でも子ども達が集まりゲームをしているところをよく見かけるようになりました。

大人の人も仕事でノートパソコンを使うことが増え、喫茶店でもコーヒーを飲みながら

画面に向かっている人が増えています。

パソコン

これからの将来を担う子供たち、そしてその子供たちを支える大人たち、両者とも

一度自分のからだと向き合い、資本となるからだの重要性を考えてみることも

必要かも知れませんね。

あなたも、あなたのお子さんももしかしたら「浮き指」になってしまっているかもしれません。

一度確認してみてください。

①たったときに重心は足の裏のどこにありますか? 理想は足の裏全体です。

②片足でたってみてください。しっかりと足の指が地面につきますか?

③目をつぶって立ってみてください。ふらふらしませんか?

イーグル

どれかにあてはまる場合、他の原因も考えられますが「浮き指」の可能性があります。

さて、このような状況をどのように改善するのか!?

運動しているから大丈夫と思っていませんか?

実は、それは「間違い」です。

子ども達や大人もですが、多いのが「運動」と言うと「特定のスポーツ」または、

ランニングなどになります。 それは「決まった動き」の繰り返しになっており、

からだ全体をバランス良く動かしている訳ではないのです。

からだを多種多様に動かす事が必要になります。

それは「浮き指」だけでなく、腰痛から肩こりなどの改善、子どもの集中力、運動能力を養い

子どもの成長を大きく助けることになります。

ジャングルフィットのプログラムではウォーミングアップから手の指、足の指をしっかりと

動かす動作から入ります。

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そして、基本の動物の動きを使いからだを多種多様に動かしていきます。

動物という動きを使い楽しい中で自然と全身を鍛え、さらに自由に動けるからだにしていきます。

あなたもお子さんと家の中をジャングルにし楽しく動物の動きをしてみませんか?

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